ライフログを書けば自分が見えてくる

ライフログを書けば自分が見えてくる

バーチカル手帳を使って1年間書き続けたライフログですが、今年もたくさんの「発見」がありました。

発見というのは「自分ってこうだったのか!」という内容です。
でも自分自身に関する発見というは、なかなか自分で気がつくことができないクセモノで。書き続ける度に、少しずつ片鱗が見えてきています。


「自称」ほど、あてにならないものはない

人は何かを見る時、大量のフィルターを通して見ます。

自分を見る時も「自分はこういう人でありたい」「自分はこういう風に見られたい」「こういう風に働きたい」という理想像フィルターを通して見ることもあれば、「わたしは能力がない」「わたしは怠け者だ」などの、強力な自己否定フィルターで見ることもあります。

「人は見たいものだけを、見たいように見る」という有名な表現がありますが、正確に現実が見えていないのです。


書いてビックリ!自分の本当の姿

そのため、自分の行動を手帳やノートに書いて俯瞰してみると「えっ!」とビックリしてしまうような発見が多々あります。

「時間がない!私って忙しいんだなー!」と言いながら、ダラダラとネットサーフィンして、時間を使っているだけだったり。

「作業が進まない、自分って能力ないなあ」と落ち込んでいたら、夜遅い時間ばかり使っていて、生産性が落ちているだけだったり。

「何でこんなに疲れてるんだろう、寝てるのに…病気かな…」と思っていたら、睡眠時間が平均1時間近くも減っていたり。
(ちなみに、これは全部自分の過去のことです…)

驚くことだらけです。
「自称」「自覚」がどれだけあてにならないのか、書き続けるとよくわかります。

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さらに日常の中で「わたしが悪い!わたしのせいだ!わたしが駄目なのだー!」と、自分をひたすら責めていたことがあっても、実はちょっと工夫しただけで上手くいったり、実はぜんぜん違うところに原因があることも多かったです。

このように、書くことで新しい見方ができて、そこから気づきを得ることができました。


1年間書いてみて発見したこと

2016年は書いた記録のおかげで、自分が「予定を早く入れすぎる」「仕事を絞っていない」という原因で困ることを自覚しました。

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今年のライフログを眺めていると、「●日に行くのを決めた」「◯さんに相談した」など「いやいや、承諾するのも動くのも早すぎるよ!」とツッコミを入れたくなる自分の行動記録が多々あって、気が付きました。

年始に「今年は昨年の分まで動き回るぞー!」と気合を入れていたので(笑)勢いで突っ走り過ぎてしまったようです…。

来年度はこの「すぐ動く」クセを自覚して「YESと言う前に、動く前に、一呼吸!」を心がけ、ゆとりのある生活を目指します。

もし自分の見えない姿を発見したい方は、ぜひお手持ちの手帳やノートに書いて、記録してみてください。
1年と言わず、1週間でも何か気づきが得られるかもしれません。