《実録漫画》13年の会社員生活を止めてフリーランスになるまで(第4話)
肝心の大学の面接試験ですが、あまりに緊張しすぎて、どんな質問だったのかろくに覚えていません(笑)
ただ面接官の先生方は非常にフレンドリーで、穏やかな雰囲気でした。
合格発表の張り出しは平日だったので、今は亡き祖父が、代わりに見に行ってくれました。
学校の片隅の公衆電話で、祖父の「(番号)あったぞ〜」という声を聞いた時は、安心してボロ泣きしまして、周囲にいた学生はさぞかし驚いたことと思います。
先生たちに報告するため教室に戻ったら、あまりの泣きっぷりに「お、おい…駄目だったのか!?」と勘違いされました。
感動するとすぐ泣く癖が…。
試験はあっという間でしたが、指定校推薦をいただくためには学年上位の成績が必須で、高校3年間のあらゆる試験の結果が問われるので、授業も試験前も毎回必死でした。
そんな3年間の必死さもあり、やっと報われた!!!これで辛い毎日は終わったんだ〜!!!という開放感と安堵感で、一気に涙が溢れてきました。
人生で一番がんばった時期じゃないかと思います。
私も合格で大喜びでしたが、推薦書を買いてくださった担任の先生は、もっと大喜びでした。
自分が薦めたことや提出書類の内容など、かなり責任を感じてくださっていたのだと思います。
K先生、あの時は本当にお世話になりました!
さて無事に希望大学に合格して、憧れのキャンパス・ライフが始まるのですが、当時ひどい人見知りでガリ勉だった私にとって、なかなか厳しいスタートとなるのです。
次回は、そんな出鼻をくじかれた内容も含めてお届けしたいと思います!