心身の健康を保つには、運動しかない!
季節の変わり目のせいか、毎日憂鬱な天気が続いていますね。
気温もグッと下がって参りましたが、皆様どうぞお体に気をつけてお過ごしください!
在宅勤務の落とし穴!運動しない生活
以前の記事でも書きましたが、独立当初は、仕事を在宅でしていました。
ですが、この生活をしていると滅多に外に出なくなります。
特に締め切りに追われていると、数日間部屋にこもる、ということも多々ありました。
会社に勤めていると、少なくても「会社に行く」「人と話す」「社内を動き回る」などの、最低限の運動をすることができます。
ですが家に篭ると、歩く、人と話す等の”最低限の運動”すらしなくなります。
そんな生活が続くと、心身が鬱々としてきてしまい、「これはまずい!」と感じ始めました。
運動せず、体が衰えることで起きる悪循環
私は、運動が昔から大の苦手です。
運動が体に良いことは理解していましたので、運動を習慣化することには何度も挑戦しました。
ですがその度に挫折し、習慣化できずにいました。
早朝のウォーキング、家ヨガ、スポーツジム…。
色々試しましたが、どれも継続できませんでした。
ただでさえ好きではない運動ですので、仕事が忙しく家に篭るようになれば、ますますやらなくなります。
運動しなくなれば、筋肉も衰え、さらに体を動かすことが億劫になります。
この悪循環で、独立直後の私の生活は、かなり心身のリズムが崩れました。
唯一続いた自転車通勤
運動の習慣化に失敗する中、唯一習慣化に成功して身についたのは「自転車通勤」です。
会社員時代デスクワークだった私は、自分の体力の無さや心身の不調を感し、体を動かす必要を感じていました。
そして、どうにか会社員生活の中で運動できないかと考えました。
そこで、毎日往復2時間かけて自転車通勤をしてみました。
通勤路は坂道が多いので、毎日真冬でも汗びっしょりになりながら走りました。
これを始めてみたところ、3年以上継続することができました。
始めてから1年後には、めったに風邪をひかなくなり、心身の調子も良くなりました。
また最初はヒーヒー疲れていた通勤なのに、習慣になった後は「自転車で走らないと物足りない」と感じるようにまでなったのです。
運動嫌いには、運動せざるを得ない「仕組み」がおすすめ
運動嫌いなのになぜ3年以上も続いたかというと、「運動しないと会社に行けない!」という仕組みにしたからです。
今まで挑戦した運動習慣では、自分にとって「 早起きして着替えて外出する」「予約をとって道具を持参してレッスンを受ける」というプロセスが、非常に高いハードルとなっていました。
ただでさえやりたくない運動なのに、さらに面倒な準備をしなければならない!
となると、最初は「スタートダッシュ」の感情で続くものの、あっという間に面倒になってしまいます。
そこで通勤するプロセスの中に運動を取り入れ、運動せざるをえない「仕組み」を作りました。
これが、とても効果的でした。
運動の大切さを知った、きっかけの一冊
「そうは言っても、運動って面倒だよね…」
「わかっちゃいるけど、やる気が出ないなあ〜」
という方も多いと思います。私もまさにそうでした!
そんな方には、こちらの本がおすすめです。
ジョンJ.レイティ氏、エリック・ヘイガーマン氏の著書「脳を鍛えるには運動しかない!」です。
何度も読み返した、大好きな本です。
運動が人の脳と身体に与える影響について、非常に具体的な調査結果が紹介されています。
かなり厚い本ですが、読んでいるうちに「運動しなくては!」という気持ちがわいてきます。
片付けや思考術もそうですが、何か始める時、まず本を読んで「どんな効果があるのか」を知っておくと、その後の継続力が増すと感じます。
ぜひモチベーションアップのために、読んでみてください。
再び自転車通勤スタート!
フリーランス転向後は離れていた自転車ですが、今は外にオフィスを借り、自転車通勤を再開しています。
始めは、坂道やPCの入った重たい荷物にフラフラし、すっかり衰えた身体力を痛感していましたが、徐々に体力や筋肉がついてきました。
フリーランスは身体が最大の資本なので、これからもコツコツ続けて、心身の健康をキープしたいと思います。