イギリス文房具の旅をしよう(ロンドン〜オックスフォード)

イギリス文房具の旅をしよう(ロンドン〜オックスフォード)

先日、長期休暇をいただきイギリスへ行ってまいりました!


ヨーロッパ訪問は、ドイツに続いて2回目。今回は主に観光と、大好きな「The Lord Of The Rings」の著者であるJ・R・R・トールキン教授のお墓参りが主な目的でした。

その合間を塗って、大好きな文具店にも行ってまいりました!
今回は、現地で出会った素敵な文具店と、購入した文房具たちをご紹介します。


ポップでカラフルな文房具がぎっしり!Paperchase

paperchaseは、ロンドンのあちこちにある文具店です。
私が訪れたのは、キングス・クロス駅の店舗。
英文学作品・ハリーポッタに出てくる「ホグワーツ魔法魔術学校」に向かう列車が出発することで有名な駅です。

店内は、カラフルな文房具でいっぱい!
特に気になったのは、paperchaseオリジナルの文房具たち。
ポップでカラフルな色使いと、甘すぎないデコレーションが、たまらないです…!!

スマイルマークが可愛いノートブックと、エコ素材を使用したメモ、フラッグ型の付箋と紙製のファイルを購入。
何とこのノート、中身までスマイルなのです!可愛くないですか…!!!オシャレすぎる〜!!

Paperchase(イギリス・ロンドンのキングスクロス駅内)
St Pancras Station Block A Unit 50, Kings Cross, London NW1 2QL UK


気品ある高貴な文房具・SMYTHON on bondstreet

英国のロイヤルブランドとして、あまりにも有名なスマイソン。
日本にも店舗はありますが、本場は流石の品揃え!

正直、お店に入るだけでド緊張しました…(笑)

本革でカラフルにつくられた、気品溢れる文房具がスマイソンの魅力。
悩んだ末、今回は小さめなノートブックを購入し、名入れもしていただきました!

上記のような名入れコーナーが店内に設置されており、注文するとすぐに名入れ作業を開始してくれます。
せっかくなので、「萩原まお」のイニシャルである「H.M」を入れていただきました。

こんな形で丁寧に箔押しをしてくださるのですが、見ているだけで楽しい!

完成したのが、こちらのノートブック。

スマイソンのオートのシンプルなタイトルも魅力の1つですが、この「MAKE IT HAPPEN(実現させよう!)」に一目惚れしてしまいました。
こちらのノートの右下にイニシャル。

本革の表紙は凹凸がありますが、こんなに綺麗に箔押ししていただけました。職人技が光ります!

ラッピングも可愛い…!!濃紺のリボンとブルーのボックスが美しいです。

Smythson(ボンドストリート店)
131-132 New Bond St, Mayfair, London W1S 2TB UK


画材がぎっしり!L. Cornelissen & Son

続いて、ロンドンの大英博物館すぐそばにある画材店「L. Cornelissen & Son」。


店内は、平日にも関わらずお客さんであふれていて、撮影はできなかったのですが…。
まるでハリーポッターのダイアゴン横丁に出てくるお店のようでした!
多種多様なスケッチブックと筆、画材が、天井までぎっしり並んでいました。

散々悩んだ末、水彩用スケッチブックや筆などを購入。

店内で購入できるポストカードは、珍しいカリグラフィペンや、お店の佇まいを撮影したもの。おしゃれ!

筆はかなり硬めの感触です。文字を書くと、面白い効果が出そうでワクワクします。

L. Cornelissen & Son(大英博物館前)
105 Great Russell St, Bloomsbury, London WC1B 3RY, UK


学生の街・オックスフォードへ

続いて、ロンドンから車で1時間ほど移動した場所にある街・オックスフォードの文具店です。
オックスフォードは、その名前の通りオックスフォード大学で有名な街。ロンドンのような大都会とは違い、街も比較的静かで、人通りもそれほど多くありません。

ですが歴史的で美しい建造物が多く、街並みも「ヨーロッパ」を感じさせるものばかり!どこを撮影しても絵になります。

オススメは、やはりハリーポッターのホグワーツ食堂モデルとなった、クライスト・チャーチ。
観光客でごった返していますが、入った瞬間に「うわあ!」と感動する空間、必見です!

アンティーク好きにはたまらない文具店!Scriptum

こちらはオックスフォードにある文具店、Scriptum。
街をさまよっていたら、偶然発見したお店です。

店内は。このようなアンティーク文房具がみっちり!あまりに素敵な空間で、歓声を上げてしまいました…。

目を引いたのは、下写真の中央に並ぶ革張りのノートブック。1冊¥5,000近くしますが、小さいものから大きいものまで、種類が豊富です。
日本では、同じ仕様のノートを京都の「The Writing shop」さんで見かけたことがありますが、こちらはかなりお安め。

2回までぎっしり文房具で埋まっていました。文房具好きなら、もう何時間でもいられるお店です(笑)

こちらで購入したのは、オリジナルらしき本革ノートカバーとペンケース、ブックスタンドなど。
鮮やかなショッキングピンクが可愛くて、思わずお揃いで購入しました。
ブックスタンドも、味があって美しいのです!何を飾ろう。

Scriptum
3 Turl St, Oxford OX1 3DQ UK


画材やクラフト素材が揃う!broadcanvas

こちらは、オックスフォードの画材店・broadcanvas。
「街の文具店」という雰囲気で、リーズナブルな文房具や画材がたくさんありました!

ファーバーカステルやターナーなど、日本でもよく見かける画材が多かったのですが、オックスフォードをモチーフにしたポストカードも充実していました。

下画像は購入した文房具たち。グレーの2本組キャップは、鉛筆に取り付けるキャップ兼消しゴムのようです。初めて見た!

ポストカードを購入できたので、記念に切手を購入して、オックスフォードのポストへ投函してみました!

何と、切手にもオックスフォードのクライスト・チャーチが写っています。素敵すぎる!

しかし、現時点でこのポストカードは届いていません…(笑)無事に到着すると良いのですが。


【おまけ1】ミュージアム・ショップの文房具(自然史博物館・大英博物館)

ここからは、文具店ではありませんがイギリスのミュージアム・ショップで購入した文房具のご紹介です。

イギリスのすごい所は、膨大な資料を持つ博物館、巨匠の作品が揃った美術館が、無償で楽しめるという所。

そして、各館内のミュージアム・ショップには、ユニークな商品がたくさんあります!

こちらは、ロンドンの自然史博物館。

建物も素晴らしいですが、中には自然史にまつわる貴重な資料がギッシリ!とても1日では見て回れないほどのボリュームです。

特にエジプトのエリアは圧巻だったのですが、こちらは有名なロゼッタ・ストーン。言語学が進歩するための大きなキーワードになった石碑です。

このロゼッタ・ストーンがモチーフになった文房具が売られていて、思わず買ってしまいました。
ブックマークとメガネ拭き!
見事に特徴を捉えていてユニークですよね。
猫2匹が並ぶポストカードもおしゃれ。

ケース入りのタブレットは、大英博物館で購入したものです。
こちらも圧巻の作品だらけでした…


【おまけ2】デパートの文房具

こちらは、ロンドンのボンドストリートにある老舗百貨店「Fortnum&Mason」。

こちらの5階にも文房具コーナーがありました!
ロンドンの地区「westminister」と、ロンドンの街並みが、色彩と型押しでデザインされたノートブック。
すごく素敵!なんですが、ロンドンの方は包装が逆になっている気がします…(笑)

Fortnum & Mason
181 Piccadilly, St. James’s, London W1A 1ER UK


以上、イギリスの文具店と文房具をご紹介しました。
正直、回れば回るほど発見がある街で、もっともっとお店を見て回りたい気持ちでいっぱいになりました。
また是非、近いうちにイギリスを来訪したいと思います!