手帳で”主体的”に生きる!目標は手帳で管理しよう
先日、友人のkazuedaさん、川合さんが主催されている「浜松勉強会・手帳術で主体的に生きる」に参加してきました。
浜松勉強会は、今回で1周年を迎えられたとのこと。少人数制なので、懇親会も含めて参加者同士でたっぷり話ができ、非常に楽しい会です!次回は3月に開催とのこと。仕事術などにご興味がある方は、ぜひ「こくちーず」でチェックしてみてくださいね。
今回の勉強会では、手帳のこれまでの歴史(ハードとソフト)や、GMO熊谷正寿社長の著書「「一冊の手帳で夢は必ずかなう」を学び、最後にワークをしました。
熊谷正寿社長のこちらの本は、数ある手帳本の中でも、とびきり大好きな1冊です。
手帳で何をしたらいいの?という方には、特におすすめ!
ワークで判明した「長期プロジェクトの管理」の難しさ
ワークは、自分がどの情報をどこに記録しているのか?という「自分のコントロールパネル」を明らかにする試みだったのですが、記録する場所があちこちにあったり、記録はしているけど何年も見返していない…ということにハットするなど、気づきが多い内容でした。
最も驚いたのが「長期プロジェクト」の管理!
ここが本当にできていない、ということを痛感しました。
「長期プロジェクト」は、7つの習慣の手帳術でいうところの「重要だが急ぎではないこと」に近い内容。
つまり、すぐに役立ったり、成果が出るものではないけれど、長い目で見ると非常に重要なことです。
言語学習、人間関係、教養、健康など、人生を大きく左右することが当てはまります。
急ぎではないだけに、急ぎである日常の仕事や生活に追われる中で進めるのは、本当に難しいと感じています。
解決方法として、ガントチャードやアプリなど、様々なアイデアをいただいたので、来年はこれらの方法を試しながら実践してみようと思います!
2017年、実現できたこと
帰宅後、手帳を眺めながら「今年の目標のうち、何ができ、何ができなかったのか?」を振り返ってみましたので、下記に記載します。
私自身が年始に「こんなことをしたい!」と思って目標にし、実現したことは下記のような内容でした。
- 文房具のイラストを描く→カレンダーふせん「himekuri」で実現!
- 文房具関連のレポートイラスト(あるいは漫画)を描く→「趣味の文具箱」で実現!
- 海外文具紀行をする→ドイツのベルリン、台湾の台北で実現!
- イラスト公募に応募する→ゆうちょ銀行「マチオモイ帖」カレンダーで実現!しかも最終選考に選ばれ、採用していただけた。
- 英語習得→DMMのSkypeレッスンを毎朝、約1年間受けることで、旅に必要な範囲の会話であれば、だいたい話せるようになった!
- オリジナル文房具の開発と販売→ラーメン文房具で実現!
それから年始には全く予想していなかったことですが、地元の新聞に掲載していただけたり、ラジオに出演させていただいたり、市民講座をやらせていただいたり、というサプライズで実現したこともたくさんありました。
びっくりするほどの実現率ですが、それほど年始に目標を立てるということは、自分への影響力が強いのだと感じています。
2017年、実現できなかったこと
今度は逆に、今年目標にしていたけれど実現できなかったことです。
- ライフログをつける→記事にも書きましたが、途中で挫折しました…。12月から再チャレンジ中!
- 毎日運動をする→自転車通勤にしましたが、毎日実行できていないので、ここは新年度に改善したいところです。
- 働く場所を決めること→家、店舗、コワーキングスペース…色々チャンスをいただき自分なりに試しましたが、まだまだ試行錯誤が必要です。これも来年は明確に進路を決めたいところです。
運動系の目標は、毎年目標を立てては挫折しています…。何とか上手くいったのは、自転車くらい。
間違いなく自分の弱点ですので、どうにかストレスなく、楽しく習慣化できる仕組みを作らねばと思っています。
2018年に実現させること
以上、2017年の振り返りや目標を踏まえて来年やりたいことは、一部ですがこんな感じです。
- KDPで本を出す。
- ライフログをつけて、フリーランス生活の時間の使い方を記録する。(進行中)
- 自分のアトリエ兼オフィスを静岡に作る。
- 海外で文房具イラストの個展を開催する。
- 今年度×1.7倍売上を達成する。
- ポートランドとチェコ(できればこの時、ドイツも再訪問!)に行く。
熊谷社長の著書によると「目標は具体的なビジョンにするのが有効」とのことで、こんなボードも作りました。
このコラージュに、2018年にやりたいことをギュギュッと詰め込んでいます。
アトリエ、飛行機、みんなで囲むご飯、海外の文具店、スターウォーズの名言、尊敬するエックハルト・トール、バイロン・ケイティ、日本のグルメ、KDP、バレットジャーナルなど、ジャンルを問わず「これだ!」と直感で気に入った画像や写真を集めてきて、切り貼りしました。
文字で書くのも大事ですが、昨年このボードを作って飾っていたところ、ほとんど実現できた!という驚きの効果があったので、来年の分も作ってみました。
ちなみに、今年のイメージボードはこんな感じでした。
コワーキングスペース、仕事仲間、美味しそうなランチ、ベルリン、自転車、美味しいラーメン(笑)に至るまで、ほぼ実現できました。
来年のものと比較すると、全体的にやや色が濃いですね。今年はとにかく変化の大きい激動の1年間でしたので、その”濃さ”も現れているように感じます…。
来年が比較的あっさり、涼しげな色合いなので、もう少し落ち着いた1年になるのかもしれません。
目標は「叶ったらこうなる!」とワクワクするために
こんなビシビシな目標を書いておいて何なのですが、個人的に「目標」は「叶えねばならないのだーーー!!!」というものすごい重圧感と共に立てると、かえって達成できないと感じます。
恐らく、「叶えねばならない!さもなければ…」という責任感、義務感で自分を動かそうとする時、私たちは「恐怖」によって、自分にエンジンをかけるからではないかと思います。
以前の記事でも書きましたが、この「恐怖」のようなネガティブな感情で自分を動かすと、死ぬほど疲れます。しかも、やる気が持続せず枯渇します。
私はこの「恐怖」で何かをマネジメントしようとする仕組みは、非常に効果が薄いと思います。そして、全然楽しくない。
楽しくないことを、人間はやろうとも思えません。脳も体も萎縮して全くクリエイティブになれませんし、それを他者から強制されたとしたら、なおのこと。
ですので、私は目標を立てる時に、「叶わないとダメだ!」と思うのではなく「叶ったら自分はこうなれる!絶対楽しい!」と、ワクワクするようにしています。
料理をするとき、多少面倒でも「でも、これが出来上がったら絶対美味しいんだよなあ…」と想像すれば、「よし、もうちょっと頑張ろう!」と思えます。
私にとっての目標は、そういった働きをしてくれるものであって、達成しないと「私がダメになる」ものではないのです。
来年も、ワクワクしながら目標を叶えたいと思います!