今、台湾の文房具が熱い!台湾文具紀行

今、台湾の文房具が熱い!台湾文具紀行

台湾文具紀行へ行ってまいりました!
(2018年に2回目の台湾文具紀行はこちら

今回なぜ台湾を訪問したかというと、日頃お世話になっている文房具イベント集団K3(ケーキュービック)の台湾ツアーに同行させていただくことになったからです。

台湾といえば、まず美味しい食べ物やノスタルジックな風景が思い浮かびますが、台湾の「文房具」というと、いまいちピンと来ませんでした。

ですが過去に訪れた方達のブログ情報をチェックしていたところ、台湾には面白い文具店がたくさんある。しかもオリジナル文房具も多い!ということを知り、今回訪問するに至りました。


出発前から文房具充!成田空港 第2ターミナル「伊東屋」へ

今回も、フライトは成田空港からでした。
搭乗まで時間があったので、ふらりと「伊東屋」成田空港店へ。
伊東屋は言わずと知れた文房具の有名店ですが、実は成田空港にも支店があります。

PILOTのフリクション、大判ステッカー、マステなど、ここでしか購入できないオリジナル文房具が店頭に並んでおり、出発前から荷物が増えました…。

文房具のデザインは、いつもの伊東屋のデザインよりも、ややポップな印象。
飛行機や富士山をモチーフにしたビビッドな色使いのデザインでした。

それ以外にも、ロメオやカラーチャートなど、伊東屋の定番オリジナル文房具も揃っており、筆記具は試すこともできます。

文房具以外にも、スリッパやポーチなど旅行に役立つ商品も多く、空港店ならではの品揃えでした。

ITOYA 成田空港第2ターミナル店
千葉県成田市古込字古込1-1 成田国際空港 第2旅客ターミナルビル 本館4F


Tiger Shenさんの文具店「直物生活文具(Plain Stationery & Homeware)」

台湾到着後、まずは「直物生活文具」の2号店へ。
台北駅からMRT(台北の電車)に乗り、「忠考新生」駅で下車。
駅から出てすぐの場所に、何ともオシャレな文具店が!

中に入ると、店長のTiger Shenさんがあたたかく出迎えてくれました。

Tigerさんは台湾で有名な文房具ブロガー!
文房具ブログ「文具病」を運営されており、文房具関連の著書も多数出版されています。

店内には、日本の文房具はもちろん、Made in 台湾の文房具も並んでいます。

  

個人的にツボだったのは、カリグラフィー用のペン先、インク、ペン軸が充実していた、このコーナー!

ここで、Tigerさんおすすめのペン軸を試し書きさせていただきました。

下のペン軸は、細かいパーツまで木製でできている、珍しい日本製のペン軸。
何とペン先をクリップのように挟むことができるんです!
挟むだけなので、どんな形のペン先でも使うことができるという優れもの。
残念ながら廃盤のため、在庫はお店にある限りとのことです。

色々 試させていただいた中、スイス・カランダッシュの軸(※下画像の一番左)の持ちやすさに一目惚れしてしまい、さっそく購入。

ペン軸は太いものが多いのですが、こちらのペン軸はちょうど良い細さで、女性の手でも書きやすいです。

店内奥はカフェスペースとなっています。
ここで美味しい台湾のお茶をいただき、Tigerさんの熱い文房具トークをお聞きし、とても楽しい時間を過ごすことができました。

直物生活文具(Plain Stationery & Homeware)
100 台北市中正區新生南路一段56巷16之4號


洗練されたオリジナル文房具!「禮拜文房具(TOOLS to LIVEBY)」

その後、編集プロダクション「chodo」の木庭さんと上原さん、文房具ブログ「毎日、文房具。」編集長のたかたくさんと合流し、「禮拜文房具(TOOLS to LIVEBY)」へ。

少し遅い時間にも関わらず、店内には多数のお客様が。

店内も非常にクールで格好良いのですが、オリジナル文房具がカッコイイのです!
私がここで購入したのは、こちら。

WIRE CLIPというクリップと、金属タグ。
特にクリップは、デザインもさることながら大変使いやすく、やや厚い書類でも綴じることができる機能に一目惚れしました。

禮拜文房具(台北樂利店)
台北市大安區樂利路72巷15號


日本の文房具が盛りだくさん!「明進文房具(VISION STATIONERY)」

続いて、明進文房具へ。

こちらのお店には、インクをはじめとする日本の文房具が、所狭しと並んでいます。

「日本からきました!」と伝えると、台湾の美味しい食べ物や台湾語を、書きながら説明してくれました。

明進文房具(VISION STATIONERY)
台北市大安區基隆路二段209巷8號1樓


台湾製のユニークな文房具がたくさん!「好的人事物聚集成丘(GOOD CHO`S)」

翌日は、台北市信義區松勤街へ。
ここには、有名な超高層ビル「台北101」をはじめとする巨大なショッピングモールがあり、高層ビルが立ち並んでいます。

台北101の高さは、果てしなかったです…。

このビルの近くにある「好的人事物聚集成丘(GOOD CHO`S)」へ。

こちらは台湾製の食料品、雑貨、カフェの複合店。
店内には、思わずクスッと笑ってしまうような、ユニークな文房具が並んでいました。

こちらは8種類ほどあった、ミニノート。
爽やかな笑顔での顔面キック(笑)
シュールな表紙イラストが面白すぎる!

他にも、プロレス技を淡々としかけるイラストもあり、お土産には最高の文房具でした。

店内奥はカフェとなっており、休憩することができます。
座敷の席もあり、お子さん連れのお客さんも多かったです。

下の画像は、みんなでいただいたカフェメニューです。
フルーツ盛りだくさんのドリンクが凄い!

好的人事物聚集成丘(GOOD CHO`S)-信義店
台北市信義區松勤街54號


蔦屋書店のモデル!台湾の大型書店チェーン「誠品書店」

その後は「誠品書店」誠品信義店へ。
誠品書店とは、台湾の大型書店チェーンで、日本の蔦屋書店のモデルとなったお店です。

店内規則により写真撮影ができませんでしたが、広々とした店内に本と雑貨が並んでおり、非常に心地よい空間でした。

こちらは、オリジナル文房具がとてもオシャレ!

文房具がモチーフとなった絵柄が、私の好みにドストライク。
今回の台湾旅で、最も散財したお店でもあります(笑)

誠品信義店
台北市信義區松高路11號

一方、誠品信義店のすぐそばには、蔦屋書店(TSUTAYA BOOKSTORE)信義店もあります。
こちらは、日本の蔦屋書店とほぼ同じ文房具が並んでいました。


機能が素晴らしい!オリジナルノートと手帳が揃う「LEATAI(磊泰 手帳日誌與皮件)」

続いて、「誠品生活松菸店」にある文具店「LEATAI」へ。

こちらでは、社長自らデザインするオリジナルの手帳、ノートが販売されており、台湾製の筆記具も並んでいます。

こちらの文房具のデザインは、すべて社長Lorry Chenさん自らがされているとのこと。
絶妙な罫線の薄さなど、ユーザーの邪魔をしない、洗練されたデザインとなっています。

こちらはLEATAIオリジナルの、各国路線図が印刷された下敷き。
レイアウトも大変見やすく、機能的なツールとなっています。
旅をするとき、国の路線図はまさに”必須アイテム”なので、大変助かります。
LEATAIの手帳はもちろん、トラベラーズノートにも挟んで持ち歩くことができる、細長いサイズです。

手帳の内側には、ふせんを貼ったり剥がしたりしやすいように、ツルツルの紙を使用。
細部まで、機能へのこだわりが感じられます!

店舗訪問後に懇親会も開催され、Lorry Chenさん、RikkaChenさんから、商品づくりとお店づくりへの熱いお話を聞きすることができました。

御礼に、イラストも描かせていただきました!(懇親会で酔っ払っていたので、線がよろけていますが…笑)
Rikkaさんと一緒に↓

LEATAI(磊泰 手帳日誌與皮件)
台北市菸廠路88号2樓


回りやすく、楽しい文具店がいっぱいの台湾

3日間の文具紀行でしたが、本当に楽しい時間を過ごすことができました!
台湾の人たちは本当に暖かく、日本語を勉強されている方も多く、非常に親しみやすい印象を受けました。

文房具も素晴らしいのですが、台湾の食べ物も本当に美味しい!

特に朝ごはんにいただいた豆腐のお粥や、ディナーにいただいた台湾料理の数々は本当に美味しく、忘れられない味です。

文房具と食べ物を満喫できる台湾への旅、全力でおすすめします!