脳の休め方がわかる!「世界のエリートがやっている最高の休息法」

脳の休め方がわかる!「世界のエリートがやっている最高の休息法」

はやいもので、今年も半年が過ぎましたね!

パラレルキャリア生活の忙しさがピークに達した昨年末〜今年の年始、「いつも頭が重たい」という状態になりました。
独立準備、新しい仕事、学校の授業を並行して進め、慌ただしい日々が続いていたのですが、いつも頭がぼんやり。

これから独立するというのに、こんな状態が続くと危ないのでは…と思い、良い解決方法がないかネットや本屋をウロウロしていました。
その中で医師・久賀谷亮さん著書「世界のエリートがやっている最高の休息法」と出会いました。

タイトルは何とも言えないのですが…(笑)今ブームの「マインドフルネス」や脳の休め方が非常にわかりやすく書かれている、おすすめの本です。
私の「頭がぼんやり」「何だか疲れている」という状態を改善するのにとても役立ったので、ご紹介します。


脳科学に裏付けられた瞑想

本著では、最新の脳科学に基づいた「脳の休め方」が書かれています。
冒頭は脳を休める方法、後半は物語に沿って、脳が疲れてしまう原因や、脳の休め方が具体的に書かれています。

物語なので内容が非常にわかりやすく、読みやすいです。私も半日くらいで一気に読んでしまいました。

読んだ中で、特に自分に効果的だった3つをご紹介します。


マインドフルネス呼吸法

脳の疲れのキーワードとなるのは、デフォルトモード・ネットワーク(DMN)です。
DMNとは、脳が意識的な活動をしていない”アイドリング状態”でも動き続ける、脳回路のこと。
このDMNが動いている限り、脳は自動的にエネルギーを消費し、疲れてしまうそうです。

脳が疲れると、注意が散漫になったり、怒りやすくなったり、無気力になったりと、パフォーマンス力を大きく損ないます。
私も、まさにこの状態でした。

そこで有効なのが、「マインドフルネス呼吸法」

簡単に書きますと、立位あるいは座位で、自分の呼吸に集中し、一定時間保ちます。
(詳しい方法は本著をご覧ください。)
これを行うことで「今ここ」だけに意識を集中させ、起動しているアプリを閉じ、脳のエネルギー消費量を抑えます。

その結果、集中力が高まり、怒りにくくなり、気力が高まり、パフォーマンス力がアップします。

呼吸に集中する、「今ここ」に集中することは、簡単そうで非常に難しいです。
集中しようとしても「あれやらなくちゃ…」「これやらなくちゃ…」という雑念がポンポン浮かんできます。

私もまだまだ慣れませんが、5分、10分と短い時間から練習しています。


RAIN

RAINとは、「怒り」をコントロールするための方法。

「怒り」とは、脳の「緊急モード」であり、脳に突然湧いてくる衝動です。著内では「扁桃体(暴走しやすい脳の一部)ハイジャック」と呼ばれています。

それに有効なのが「RAIN」という方法。

簡単に書きますと、怒りを認識する>受け入れる>身体を検証する>怒りから離れ、距離をとるという流れです。

ここで紹介されていたのは「タスク・オリエンティッド」という状態です。
これは成し遂げたい目標を遂げるため、そこに至るまでの過程を無視してしまうというもの。

本著ではそれが「山登り」に例えられていました。
頂上(目標)に到達することに必死なあまり、道中の発見や成長を無視してしまい、本来の「山登りを楽しむ」という目的を忘れてしまう、という状態です。

この状態には、RAINが非常に有効とのこと。

私はこの「タスク・オリエンティッド」が、公私ともに非常に多い人間です。
特に仕事の締切りや制限時間があると、そればかりに集中して、途中の過程をないがしろにしてしまったり、締め切りを妨げるものに対して、激しい怒りが湧いてくることがよくありました。

読んでいて「あ、これ自分のことだ!」と気づくことができたので、感情が湧いてくるたびにノートに書いたり、状況を思い出しながら認識、受け入れ、検証を繰り返しています。

書けば書くほど、自分は「目標」に支配されてしまっていたんだな〜と実感します。


モンキーマインド解消法

著内では、自分の頭の中に湧いてくる「考え」のことを「サル(モンキー)」に例えています。

考えが脳の中をグルグル動き回っているのは、あたかもサルが自分の頭の中で暴れまわっているかのような状態。

この「モンキーマインド」に対して有効なのが、自分の「考え」に対して、常に傍観者であること。自分の「考え」と一体化しないこと。

下図のように、自分の中にいるサル(考え)と一緒になって暴れるのではなく、サルから距離をとって眺めることが有効だそうです。

これは、思想家エックハルト・トールの「ニュー・アース」にも書かれている「”考える自分”と”本当の自分”は違うものだと気づく」ことと、非常に似ていると感じました。

傍観することに慣れてくると、自分の「サル」が出てくるパターンや、どういう時に「サル」が出て来やすいのか?といった傾向が見えてきて、とても効果的です。


以上、おすすめの本「世界のエリートがやっている最高の休息法」のご紹介でした。

私と同じように「いつも頭が疲れている」「集中力が続かない」「最近ボーッとしてしまう」というお悩みをお持ちの方。
非常に読みやすい1冊なので、ぜひ読んでみてください!