絶対おすすめ!2016年に読んでよかった本10冊

絶対おすすめ!2016年に読んでよかった本10冊

今年も130冊ほど本を読みましたが、今年は特に良書との出会いに恵まれた1年でした。
読書で自分の仕事やお金、生き方への価値観が劇的に良い方向へ変化した年でもありました。

その中でも「これは絶対おすすめ!!」という本だけを厳選しました。
ご参考になりましたら幸いです。


1.ツバキ文具店(小川糸)

鎌倉にある「ツバキ文具店」を舞台にした物語。感謝状、絶縁状など、あらゆる手紙を代筆する「代書屋」の仕事を受け継いだ女性が主人公。作中に出てくる手書き文字の細やかさ、愛用されている文房具への愛情を感じるストーリーで、読んだ後に手紙を書きたくなりました。鎌倉の美しい情景も魅力的です。主人公と祖母とのエピドードは泣けました…!

2.草祭(恒川光太郎)

今年は恒川さんの書かれるお話に夢中になった1年でしたが、こちらは独特の世界観が特に凝縮されていて、一番好きです。「美奥」を舞台にして、土着文化と妖かし、人の抱える闇が絡み合って、深いストーリーが描かれています。子供の頃、ぞっとしながらも目が離せなかった路地や裏道にある隠れた世界を、じんわり感じることができる名作。

3.マーケット感覚を身につけよう(ちきりん)

大人気ブロガー・ちきりんさんの本。ちきりんさんの本はどれもおすすめですが、こちらは「マーケット感覚」に絞った1冊。社会がこれからどう変化し、何がいくらで売れるのか?ということを常に意識することで、どんどんマーケティング感覚が身につけることができるとのこと。実践していますが、かなり感覚が身についてきました。おすすめです!

4.スタンフォードのストレスを力に変える教科書(ケリー・マクゴニカル)

「ストレスは体に悪い」という固定イメージを払拭する、スタンフォード大学の研究結果をまとめた1冊。読めば、ストレスには種類があること、ストレスが実は「体に良い」という面もあるという新事実を知ることができます。
才色兼備な心理学者・ケリー・マクゴニガル氏のTEDスピーチ映像も合わせて、ぜひ御覧ください!

5.「影響力の武器」

行動心理学をじっくり学ぶことができる1冊。なぜ人は、本当は嫌だと思っていることでも、承諾をしてしまうのか?どこで「YES」「NO」スイッチが入るのか?無意識にどんな行動をとっているのか?など、目から鱗の心理学が盛りだくさんです。かなり厚い本ですが、すごく面白いです!

6.ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすことにある(マイク・マクマナス)

一般的な自己啓発本、成功哲学本とは異なり「好きなこと」に夢中になりなさい、「好きなこと」だけに集中しなさい、というメッセージを伝える本。自分らしく生きるため、生きる活力を得るため、幸せに生きるためには、自分が好きな「ワクワクすること」に全てを注ぐことが唯一の方法であると説きます。
私はこれで人生観が一気に変わりました!今年読んだ中で、1番おすすめの本です。

7.なぜ人と組織は変われないのか

人や組織の変化を妨げる、見えない「固定概念」について研究、分析した本。「変わりたい」と強く願うのに、何故人や組織はいつも変われないのか?という疑問を調査しています。あらゆる企業や組織、コミュニティを長年検証してきた著者たちの、膨大なデータに裏付けられています。
何が変化を阻害しているのかを探るための「免疫マップ」は必見です!

8.自分のために生きる勇気(白木夏子)

2016年において、人生を変えるほど衝撃的だった出会いが、起業家・白木夏子さんとの出会いでした。
こちらの本には、夏子さんがエシカル・ジュエリーブランド「HASUNA」を立ち上げるまでの苦労とエピソードが詰まっています。「好きなこと」でビジネスを作り、ビジネスで世界を良くする、という真摯で積極的な姿勢に胸を打たれます。
この方の影響で、自分の仕事への価値観が一気に変わりました。

9. 35歳の教科書(藤原和博)

藤原和博さんの著書はどれも大好きで読んでいますが、今年はちょうど35歳になったので、こちらを読了。「成長社会」から「成熟社会」へ、「みんなが同じ」から「みんな違う」へと変化している日本と世界を俯瞰し、どう生き、どう働くか?ということを深く考察しています。
同著者の「本を読む人だけが手にするもの」もおすすめです!

10.投資家が「お金」よりも大切にしていること (藤野英人)

タイトルに投資家とありますが、投資の話はほとんど出てこないです(笑)ひふみ投信の投資家・藤野さんの理念や、自分が使うお金はどこへいくのか?お金とは何なのか?経済とは何か?という、お金の本質的なところをじっくり掘り下げている良書です。
これで、自分のお金へのイメージがガラッと変わりました。


以上、おすすめの10冊でした!皆様のご参考になりましたら幸いです。
来年もジャンルを問わず、色々な本を読みたいと思います。