静岡の文房具店あれこれ

減少から増加へ

地元・静岡市の文房具店ですが
2000年頃から、徐々に店舗数が
減っていきました。

中町の奈良屋、
呉服町にあり、額縁が充実していた幸文堂、
新静岡センター内の彩画堂、
静岡西武百貨店の中にあった大きな文房具コーナー、
JR静岡駅ビル・パルシェにあった文具店forme。

中〜小規模文具店や文具コーナーが次々と閉店していき
特に専門的な画材は、どこにも売っていない!という
状況になりました。

ですが、近年は文房具ブームということもあり
文房具販売店が増えつつあります。
併設という形が多いですが、とても有難いです。

呉服町タワーのTSUTAYA書店、
葵タワーの戸田書店には
文房具コーナーが設置され、
新静岡セノバ、静岡駅ビル・パルシェの東急ハンズ
静岡パルコ内のロフトでも文房具が
販売されています。


「物を買う」から「体験を買う」へ

現在、店舗は「商品」を買う場から
「体験」と買う場に変化していると
言われています。

文房具という「商品」に関しても
今はオンラインで検索すれば
いくらでも安価で珍しいものが見つかります。

そんな時代に合わせて
文房具だけを買うというよりは、
他のもの(書籍や雑貨など)も合わせて購入したり、
センスのあるセレクト商品をまとめてチェックできたり、
使ってみる、実物を見てみる、という「体験」が
文房具店に求められているように感じます。


おすすめ!静岡の文房具店

「新・手帳で楽しむスケッチイラスト」でも
静岡の文房具店をご紹介いたしましたが、
紙面が足りず、紹介しきれませんでした。

そこで、このブログでも
静岡のお気に入りの文房具店を
簡単にご紹介したいと思います。

掛川にある文房具カフェkonohiさん。
カフェ+文房具という組み合わせで
とても素敵な空間を体験できるカフェです。

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それから、青島文具店さん。
イベントで多々お世話になっているお店ですが
こちらも、文房具に囲まれたレンタルスペースで
体験までできるお店です。

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それからink。大ファンなので
あちこちで、しつこくご紹介していますが(笑)
富士店、清水卸団地店があります。
富士店はカフェコーナーが設置してありますが
品揃えがとても豊富です。
試し書きコーナーも充実していて、まさに文房具の
エンターテイメント体験ができるお店だなと
思います。

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紙の専門店なら、
静岡のPaper Shop TeePeeさんや
和紙が揃う 和紙処ますたけさん。

リーズナブルで定番文房具が欲しい時は
浜松、磐田、富士の事務キチさんや
静岡の文具館コバヤシさん。

オシャレな文房具が欲しい時は
藤枝のjimukiさんや、
静岡の四葉商会さん。

万年筆とインクが欲しい時は、
浜松のBUNGBOXさんや
富士のPenne19(マルウチ)さん。

ご当地の富士山文房具が欲しい時は
富士のRiheiさんや
JR静岡駅近くのオオイシ文具店さん。

こうしてみると、静岡市は
とても文房具店に恵まれた場所なんだなと
改めて感じます。

文房具マニア観点から、各店舗の魅力や
商品レパートリーについて
さらに詳しく書きたいのですが
とんでもない量になりそうなので
近いうち、冊子にまとめられればと思っています。

皆様もぜひ、静岡文房具巡りの旅に
お越しくださいね!