「サラとソロモン」
友人が薦めてくれた、
エスター・ヒックスとジェリー・ヒックス著書
「サラとソロモン」
素晴らしい1冊だったので、ブログでご紹介します!
子供向けながらも
思想、哲学に関する非常に深い内容です。
同著者の有名な「引き寄せの法則」や
「物事の両極性」を、分かりやすく
やさしい物語で綴った本でした。
毎日イライラし、怒り、悲しい気持ちで
過ごしていた少女サラが、ある日
ふくろうのソロモンに出会い
自分の考え方、生き方についての
叡智を授かるストーリー。
下記に、その抜粋を記載します。
「心で感じる」よりも「頭で考える」ことばかりの人間
ほとんどの人は、自分がどう感じているかについて意識していない。
「悪いこと」を遠ざけようとしている間中ずっと、人は悪いことに意識を向け、
苦しみの鎖(悪意、意地悪など、嫌な気持ちになるもの)」につながっている。
人々は「自分がどう感じているか」を意識することよりも
いろいろな状況を観察したり分析したり比較してばかりいるのである。
自分が望むものを決める
「苦しみの鎖」から自由になる方法は
- 自分が欲しくないものが何かを認める。
- 自分が欲しいものは何かを決める。
- 自分が欲しいものが手に入った時の感覚(幸せの流れ)を感じる
宇宙のすべての物事の中には
「自分が望んでいること」と
「自分が望んではいないこと」という要素の
両方が内在している。
どの人の中にも、どんな状況の中にも
どの場所の中にも、どの瞬間の中にも
その両方の要素のどちらかを選べるという
「選択肢」が常に存在している。
まずやるべきことは
自分が望んでいるものを
すべての場所の中に
見つけ出すことである。
子供向けなだけに、専門的な用語は
使われていません。
(時々、難しい四字熟語が出てくるくらい)
サラの問いかけも、ソロモンの説明も
非常にシンプルです。
シンプルなだけに、思い当たる内容には
ドキッとします。
日々、感情に振り回されて生活していると
物事には「白」と「黒」の両極がある、という前提を
すぐ忘れてしまいます。
「あの人は嫌なやつ」
「これは絶対失敗だった」
「こんなことになるなんて、かわいそう」
などなど。
ふと思い返すと
無意識に自分が分析、判断している回数の
多さに驚きます。
何かが起きたとき
「自分はどちらを選ぶのか?」を常に考えることは
訓練なしでは成し得ません。
少しずつ慣れていきたいと思います。
紹介してくれた琴ちゃん、ありがとう、!
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