手帖選びの”ループ”にはまる。

新しい手帖を使っては止め、また別の手帖を使っては止める、
という流れを繰り返すことを、自分では
「手帖選びのループ」と呼んでいます。

自分の場合は、下記の「手帖選びのループ」から
長年脱出できませんでした。

1:手帖を使い続けるうちに、書きたいことが増えてくる。

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2:書くスペースが足りなくなり、大きい手帖に変更する。

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3:大きい手帖に書くことで

・かさばったり、重たいと感じる。

・情報が多すぎて、整理できなくなる。

・書くのが大変になってくる。

という問題が起きる。

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4:小さいサイズの手帖に変更する。

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5:書きたいことが増えてきて、1に戻る。

このループにハマってしまうと、
手帖を大きくしたり小さくしたりを繰り返す
ループにハマってしまいます。

重要なのは、上の流れの中で
3から4へ進む時です。

この時、書きたいことの中で
自分にとって何が大事か、何を目的にしているかを
じっくり考え、書くことを「選択」してから
手帖のサイズダウンをする必要があります。

そうしなければ、また書きたいことがどんどん増え
書く負担(手間、時間など)が増していくばかりです。

オススメの手帖本「能率手帳の流儀」では、
この作業を「重点化」と呼んでいます。

わたし自身、しょっちゅうこのループに
ハマってきました。

手帖を何冊も買い換え、自分でも何を書きたいのか
分からなくなることもありました…。

1日1ページの手帖いっぱいに
天候や体調、起きたこと全部など
ありったけの情報をひたすら書いて
記録したこともありましたが、やはり負担が大きく
後々活用もできなかったため、その中から
書くことをギュッと絞りました。

自分が手帖によって、何をしたいのか?
どんなことを振り返りたいのか?
という「選択」をすることが、手帳選びには
とても大切だと感じます。

あれもしたい、これもしたい!
という欲求は常にあるものですが
自分の時間やエネルギーには
確実に限りがあります。

自分で何かを選び、そのために
他のものを削ぎ落とす覚悟を決めること。

手帳選びで、今後も気をつけていきたいと思います。