“ゆらぎ”を逃さず、書きとめる。

脳研究者・池谷裕二さんの著書によると、
脳の神経細胞活動には、
「ゆらぎ」が起きるそうです。

この「ゆらぎ」が起きた時、
人はアイデアを思いついたり
ひらめいたりするんだとか。

仕事柄、アイデアやイメージを
考案する機会が多いのですが
机に座って、「うーんうーん」と
うなっている間ほど、案が出ないものです。

「あっひらめいたぞ!」という瞬間は
「アイデアを出そう」と踏ん張っている時には
ほとんど出てきません。

昨年読んだ、心理学者ショーン・エイカー氏の
「幸福優位7つの法則」という本によると
「幸福」を感じている時は、脳が活発に動き
選択肢を拡張する作用があるのだそうです。

確かに、職場のデスクに座り、
う~んう~ん、アイデア出ろ出ろ〜!
と唸っている時ほど
「アイデア」が出ませんが、逆に

・夜、布団に入ったとき
・お手洗いのとき(笑)
・町を歩いているとき

などなど、自分の心身がリラックスして
「幸せだな」「落ち着くな」「楽しいな」と
感じているとき、フッとひらめきが
訪れます。

そんなときに、すかさず
書き留めるために活躍するのが、メモ帳。

160202-03

私が愛用しているのは、
MOLESKINEのポケットサイズ(プレーン)と
ジェットエースです。

160202-02

MOLESKINEは、
マークス社のペンホルダーを付けて
常にバッグに入れています。

160202-04

硬くて丈夫な表紙は、台が無くても
書くことができる優れものです。
巻末にはポケットもあるので
入れておくこともできます。

思いついたイメージ、構図、
教えてもらったレシピ、
後で調べたくなった単語など、
とにかく色々なものを書き留めます。

160202-01

こちらのダイゴ社「ジェット・エース」は
ペンが内蔵されています。
非常にコンパクトなので、
小さなポケットにも入れることができます。

職場では、ふとした時に
色々な情報を聞く機会が多いので
このジェット・エースを
バッグのポケットに潜ませています。

アイデアは脳の「ゆらぎ」によるもので
いつ降ってくるのか分からないので、
このメモ帳たちを常に携帯しながら
“ゆらぎ”を待ちたいと思います。