2020年の振り返りとコロナ禍

2020年の振り返りとコロナ禍

コロナ禍で「大混乱」の1年

大混乱を極めた2020年も、残り数時間となりましたね!

今年は、新型コロナウイルスの感染拡大により、世界が大きく変化した年でした。
私にとっては開業4年目となる年でしたが、コロナ禍の影響も含め、様々な変化があった年でした。

今回の記事で、本年を振り返りたいと思います。

コロナ禍における変化


営業の場は「リアル」から「オンライン」へ

今年も昨年と同じく、営業活動のために「クリエイターEXPO」に出展しました。
ですが、会期がCOVID-19感染拡大により延期され、会場も何度か変更され、終わってみると、来場者は半数以下に激減という結果でした。

ですが、リアルの展示会場と同時に、オンライン上に「バーチャルブース」も設置され、そちらは盛況でした。
当初予想していたよりも、多くのお客様にご来場いただくことができ、驚きました。

また、関東圏のお客様を訪問する、出張に出向く、という機会は一切無くなりました。
予定していた海外出張も中止となり、リアルの場での営業活動は、閉ざされてしまったように感じた1年でした。

その反面、オンラインでの営業活動は、大きな可能性を感じました。
今後は、リアルの場からオンラインへと全面的に移行していきます。


体調管理の価値が増す

COVID-19感染拡大に怯えた1年間は、改めて自分自身の体調管理に目を向けることができました。

なぜなら、COVID-19感染が拡大する中で、自分の「免疫力」や「体力」「健康レベル」は、非常に大きな価値を持つからです。

疲れている、寝不足、体力がない、風邪をひきやすい、持病があるということが、今年ほど大きなリスクになった1年はないでしょう。

そんな理由もあり、今年はパーソナルトレーニングで、ひたすら自分と身体と向き合いました。
トレーナーとマンツーマンで、感染リスクが非常に低い環境でしたので、自粛期間中も通うことができました。

ジムには、もともと出張時の膝痛頻発がきっかけで、半年ほどの予定で通い始めました。
ですが数ヶ月間トレーニングを続けることで、自分の体の状態や、姿勢や歩行のクセ、筋肉や運動の仕組みを、しっかり学ぶことができました。

それによって、慢性化していた疲労感や寝不足などが解消されるなど、非常に嬉しい効果がありました。
コロナ禍がなければ、ここまで自分の身体調整に注力しなかっただろうと思います。


世界のどこにいても勉強ができる「オンライン授業」

今年はコロナ禍のおかげで、本来なら受けられなかった素晴らしいオンライン授業を受講することができました。

これは、本来であれば現地(県外の学校など)に行かなければ受講できない授業が、COVID-19感染拡大の影響で、オンライン式に移行されたためです。

移動することなく自宅で受講ができるチャンスは、今年ならではの好機でした。

こんなに長期間、イラストレーションを深掘りできたのは、開業以来初めてのことでした。

素晴らしい授業をしてくださった先生方には、感謝しかありません。
2021年は、ひたすらアウトプットして、教えていただいた内容を頭に叩き込みます。


売上推移から見る、二極化した業界

2020年の売上推移は、下記のようになりました。

昨年よりもやや落ち込んでいるのは、COVID-19の影響を受けた展示会、プロモーションイベントの仕事の激減による影響を受けたためです。

当社にとっては、ここ数年で売上が伸びていた好調な分野でしたが、今年の2月頃から「パタッ」とご依頼をいただくことが無くなってしまいました。
それもそのはず、3月から展示会やプロモーションイベントは、軒並み中止あるいは延期となっていたからです。

私にとっても厳しい状況でしたが、業界の皆様におかれては、企業生命を左右するほど、大きな損害を受けられたことと推測します。

とはいえ、COVID-19は来年度も変わらず、猛威を振るい続けることでしょう。この時期「早く前の状態に戻らないか」と待つのは、無意味です。
もはや世界は変わってしまい、化学反応のように、決して元の状態に戻ることはありません。
新しい時代の形態に合わせて、事業を変化させていくしかないのでしょう。

私自身も、このコロナ禍で生まれた新しい分野、伸びている業界に向けて、舵を切ります。


コロナ禍におけるSNSの価値

2020年の年始に、Twitterを退会しました。(その際の記事はこちらです。)

それはTwitterの影響で激減してしまった、自分の集中力を増やし、貴重な時間を増やすためでした。

退会後、当初予定していた通り、SNSを閲覧する時間は激減しました。
自分のオリジナル制作活動にも身が入り、集中力もアップし、個人的には非常に大きな効果を感じていました。

ところが2月に入り、COVID-19による全世界のパンデミックが始まりました。
最初は「これは、今年の戦略を色々と見直さなければ」と危機感を感じる程度でした。
ですが、長期間に渡る自粛期間やイベントの注意により、地元の飲食店やフリーランスの友人知人、書店、出版社などのお客様が徐々に、危機的状況に陥り始めました。

それを「リアルタイム」で支援する方法は、人と接しない状況では「オンライン」以外にありませんでした。

わたしは退会したTwitter以外にも、いくつかのオンライン・アカウントを持っていました。
しかし、facebookはその特性ゆえに、自分の友人知人範囲にしか届けることができません。仕事用ページもあったものの、それほど多くの方にフォローをしていただいていません。

私が持っていた資源の中で、不特定多数に向ける情報発信として、最も効果的だったのが、Twitterだったのです。

そんな理由で、2月からアカウントを再開し、今に至るまで使用しています。

かつては、私にとってSNSは「時間を奪われる」「集中力が減る」原因であり、決してメリットが多いツールとは考えていませんでした。
ですが、2020年のコロナ禍によって、その価値の大きさを痛感しました。

またコロナ禍の中、多くの方から「まおさんの発信で知ったので、支援しました!」「発信を楽しみにしていました」「こんな時期だけど、前向きなつぶやきで元気付けられます」というお声をいただき、Twitterは自分にとってのデメリットが大きい以上に、人のために使うことができるツールなのだと、実感しました。

現在は、Twitterを時間制限付きで使用しています。
今後は、こういった制限などを使い、ちょうどいい距離での付き合い肩を模索します。
そして少しでも、コロナ禍で混乱する世界のために使うことができればと思っています。


「新しい時代」のスタートである2021年

いよいよ、あと数時間で2021年が始まります。

私は毎年、占いをチェックするのが大好きなのですが(笑)今年は占星術では、非常に大きな転換期だったそうです。

星の動きは、約200年ごとに大きな変化があるそうで、今年はその大きな変化の年だったとのこと。
これまでは「地(土)の時代」と呼ばれ、金銭や物質的なもの、権威が価値を持っていた時代。
そして今年の12/22からは、「風の時代」が始まっているそうです。
この時代は、知性やコミュニケーション、「個」が価値を持つ時代なのだとか。

科学的根拠はともかく、今年はまさに「転換期」を迎え、今までとは全く違うものが価値を増してきた1年であったことは、誰の目にも明らかです。

2020年は、終始COVID-19に振り回された1年でした。
ですが、これほど自分自身が深く考え、学び、時代の変化を痛感した1年はありません。

今年学んだこと、体験したことを活かし、新しい時代に向けて、前向きにスタートしたいですね!

それでは皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。
来年度も「Mao`s pencil box」を、どうぞよろしくお願い申し上げます!