台湾発の文房具パワー!台湾文具紀行(2回目)

台湾発の文房具パワー!台湾文具紀行(2回目)

昨年に引き続き、今年も台湾文具紀行に行ってまいりました!

今回は「毎日、文房具。」の編集長たかたくさん企画の、台湾文房具ツアー。
参加メンバーは、「毎日文房具。」の副編集長・文具プランナー福島槙子さん、フリーアナウンサーで文房具愛好家の堤信子さん、”himekuri”製造販売(株)ケープランニング社長・木下さん、月刊スピリッツ連載『きまじめ姫と文房具王子』漫画家・藤原嗚呼子さん神戸派計画の多田さん、そして私。

私は静岡出発でしたので、成田まで新幹線とバスで移動し、バニラエアで台湾の台北へ移動。
(地元・静岡の空港から台湾への直行便もあるにはあるのですが、何と火、金曜日しか便が無い!という不便さで、未だに使うことができません…。今後、便が増えることを願うばかりです。)

成田をお昼頃に出発し、現地には夕方4時頃に到着。
電車で台北桃園国際空港から台北市街地へと移動し、夜からさっそく台湾文具紀行がスタートしました。


Tigerさんのお店Plain Stationery & Homewareはオリジナル文房具が盛りだくさん!

1.直物生活文具(Plain Stationery & Homeware)
100 台北市中正區新生南路一段56巷16之4號

到着して早速向かったのは、Tigerさんの文房具店「Plain Stationery & Homeware」。昨年もお邪魔しましたが、相変わらず素敵な品揃えとお店の雰囲気に感動します。

何と店頭の一番いい場所に、”himekuri”も置いていただいていました。
しかもhimekuriで描いた文房具の実物を飾ってくださるという、文具愛溢れる素敵なディスプレイ…!!
最高です。イラストレーター冥利に尽きます。ありがとうございます…!!!

スタンプの新作も拝見しました〜!

こちらの柄は、押してから自分で書き込むことができるタイプ。
使用用途の幅が広がる、画期的なアイデアです。

私は2回目の訪問なので、文房具ショッピングの量もだいぶ落ち着きましたが、発来訪の皆様は、店内の素敵な文房具に釘付け。
夜も更けていきました…。


センスあるオリジナル文房具がお店にぎっしり!TOOLS TO LIVEBY

2.禮拜文房具(tools to liveby 台北樂利店)
台北市大安區樂利路72巷15號

昨年も訪問した、TOOLS TO LIVEBY。

こちらはセンスあるオリジナル文房具が多く、バッグやノート、マステ、万年筆に至るまで、とにかくおしゃれな文房具が並びます。

私は、オリジナルのサコッシュバッグと、猫文房具愛好家・まきさんのオススメ「猫ペン先」万年筆をゲットしました。
日本でもHYTIDEさんで購入できますが、こちらの直営店で購入すると、かなりお安く購入することができます。

箱も可愛い〜!

さらに、オリジナルのミニショルダーバッグも購入。
取っ手やスナップも付いていて、実用的。
なおかつオリジナルのロゴデザインも素敵です。


「日焼け」で自分だけの表紙のノートを!PINMO PURE STORE

3.品墨良行(PINMO PURE STORE)
106台北市大安區永康街63號

永康街は商店が多く賑わっている街ですが、その永康街にある文具店「品墨良行」へ。

店内は、紙好きにはたまらない品揃え。
棚に様々な種類の紙が陳列されています。
紙に興味津津の、木下社長。

奥には、素敵な作業スペースも併設されていました。

こちらのオリジナルノートは、何と「日焼け」で表紙のオリジナル柄を作ることができる優れもの!

付属のマーカーで好きな柄を書き、日が当たる場所へ置いておくと、下の画像のような形で、柄が浮き出てくるという仕組み。


焼けやすい紙質を利用した、非常に面白いプロダクトです。

こちらのお店は「松山文創園区」のポップアップストアも出店していました!

松山文創園区は、煙草工場跡をリノベーションして作られた場所で、雰囲気のある煉瓦壁や窓、看板がそのまま活かされて、お洒落なスポットとなっています。

イベントも多数開催されていて、訪問した日も若者で賑わっていました。



オリジナルのノートも作成可能とのことでしたので、作ってみました。
表紙と中の紙を選ぶことができ、さらに綴じ方(リング)も指定できます。

約5分ほどで完成!

表紙は、台湾の伝統的な花柄をチョイス。
柄や色使いが台湾らしく、お気に入りのノートになりました。

そのほかにも、私はカレンダーやノートブック、レターセットを購入。
デザインが台湾らしいモチーフで、なおかつカラーリンングが優しくて、とても可愛いのです。

他にも、紙製のハンドバッグやカメラになるノートなど、紙を使ったオリジナリティあふれる商品が多数販売されていました!

社長さんが、丁寧に説明してくれました。

帰り道では、せっかくお洒落なスポットに来たので、みんなでお洒落カフェでお茶とスイーツを満喫しました。

そしてこちらのカフェの横には、あの「カキモリ」のショップも!

カキモリではおなじみの、オリジナルインクが並びます。
日本文房具の人気の高さを実感しました。


どんどん増える魅力的な手帳とノート!LEATAI

4.LEATAI(磊泰 手帳日誌與皮件)
台北市菸廠路88号2樓

続いて、昨年もお邪魔したLEATAIへ。
お店は、誠品生活松菸店の中にあります。

新作の手帳やノート、ツールも続々と発売されていました。

私はロゴが入ったオリジナル・マウスパッドと、シンプルなノートを購入。
LEATAIのノートは開き具合が抜群で、とても使いやすいんです!

お店では、陣社長や日本語が堪能な陳さんが、新商品の説明をしてくださいました。


本と文房具と雑貨が並ぶ、圧巻の地下街「誠品R79」と新店舗「誠品生活」

5.誠品R79(Eslite Underground)
10352台北市大同區南京西路16號B1之中山地下街B1-B48號店鋪 (不含B24、B26號)

台湾といえばココ、「誠品書店」!


日本の蔦屋書店の見本となったお店で、書籍と文房具、雑貨が並ぶ、最先端の書店です。
いよいよ来年、日本に上陸しますが、こちらの台湾・新店舗にもお邪魔してきました。

こちらは誠品R29。

長〜い地下街に、書店や雑貨店等がずらっと並びます。

店内のディスプレイも素敵。

そしてカレンダー売り場では、「himekuri」を置いていただいてました!
猫柄が大人気で、売り場にはすでにありませんでした…。

こちらは、誠品生活南西店。

ここでも、カレンダー売り場にて、himekuriを発見!

台湾全店舗で展開していただいていると聞いていたのですが、いざ異国の地の各店舗で販売されているのを見ると、感無量です…!!
嬉しくて、誠品生活売り場にて、himekuriチーム満面の笑みで撮影。

誠品書店は、毎回行くたびに「時間が足りない…!!」と感じる、魅力的なお店です。
日本での店舗展開も楽しみです!


かわいい台湾お土産と文房具はココ!LAI HAO

6.一針一線来好 LAI HAO Taiwan Gift Shop)
台北市大安區永康街6巷11號1樓

続いて、同じく永康街にあるショップ「LAI HAO」へ。

店内には、デザインにこだわったオリジナル商品がぎっしり!

デザインや色使いが、女性受け間違いなしの可愛いものばかり。
お土産用にパッキングされたものも多く、お土産選びに迷った時は、ここにくれば迷いなくゲットすることができそうです。
(私もお土産はここで購入しました。)

こちらでは、名刺入れ、文房具柄のシール、半透明付箋、ピンバッジを購入。

ピンバッジは種類が色々あって、絞るのが大変でした。

名刺入れは、台湾の伝統工芸で作られたものとのこと。
1つ1つ表情が違っており、触り心地も最高です。


日本のレトロな文房具に魅せられる!大人小學

7.大人小學 古文具
110台北市莊敬路289巷5弄54號(239巷景新公園旁)

2日目最終日に訪れた、レトロな文房具が並ぶお店「大人小學 」。
「台北101」で有名な街・信義区にひっそりとあるお店です。

店内に入ると「よくここまで集められた!!!」と感嘆してしまうほど、店内には日本のアンティーク文房具がぎっしり。

店主の桑德さんはデザイナーでもあり、台湾をモチーフにしたデザインも手だけられているのだそう。

自らがデザインされたという、こちらの貴重なノートをお土産にいただきました。
台北101がデザインされたゴールドプリントが、抜群にカッコイイ!


台湾旅おまけ・台湾文具旅に持っていきたい文房具

スタンプがいっぱい!ノートは持っていこう

台湾の文具店には、オリジナルのスタンプが大量にあります。(しかも何種類も!)
そのため、スタンプ用ノートを持参すると便利です。

2日目に「重たい」という理由でメインのトラベラーズノートを置いてきてしまったのですが、店舗に行くたびに素敵なスタンプが置いてあり、激しく後悔しました…(笑)
トラベラーズノートって、愛用するほど膨らんでいくんですよね。

一方、たかたく編集長や福島副編集長は、それぞれ軽いノートを持参されていて、「さすが!」と感動しました!
ミニサイズや薄めのノートなら、持ち運びしやすいですよね。

あえて持参せず、現地で購入した紙のもにスタンプを押すのも楽しそうです。

SIMカード交換に便利!ゼムクリップ

地味に役立ってくれたのが、ゼムクリップ!

今回は旅の間の通信用に、台湾用SIMを成田空港で購入しました。

というのも、台湾空港はいつも混雑していて、入国審査や外貨両替はもちろん、SIMカード売り場もたいてい混んでいるのです。
どうにかスムーズに買えないかな〜と情報を検索してたところ「入国前に購入することもできる」という情報をいただき、今回は成田空港で購入してみました。

購入したら、さっそくカードをセット。
ここで大活躍するのが、ノートに挟んでおいたゼムクリップです。

SIMカードの交換には専用ピンが必要なのですが、あまりの使用頻度の低さに、紛失してしまいまして…。
(もちろんSIMカード売り場でも購入できますが、異様に高いんですよね。)

そこで今回は、代用が効くというゼムクリップを旅のノートに挟み、持ってきました。
こんな感じでゼムクリップを曲げ…

先端を本体の穴に差し込むと、バッチリ開きました!

曲げてしまったクリップは簡単には戻らないので、このまま次回の海外旅用に備えて保管しています。

台北MRTはこれで乗りこなせる!LEATAI・台北MRT路線図の下敷き

台北は、地下鉄(MRT)で移動するのが便利です。

そこで活躍するのが、こちらの路線図が印刷された LEATAIオリジナル下敷き!
サイズがトラベラーズノートにぴったり。
今回の旅でも、ノートに挟んで持ち歩きました。

台湾は、欧米と違って漢字で地名を認識できますし、各路線が色分けされていますので、この路線図があれば移動が簡単。
方向音痴な私でも、この路線図のおかげで、快適な旅を楽しむことができました!

バラけやすい紙物にはこれ!MUJI のスリムチケットホルダー

レシートやチケットなどの紙物整理におすすめなのが、MUJIの「三ツ折りが簡単に作れるスリムチケットホルダー A4三ツ折りサイズ・6ポケット」

レシートなどはもちろん、形がバラけていて保管しにくいショップカードなどの保管にも便利。
ここにサッと入れておけば「あれ?どっかいっちゃった!」という事態を防ぐことができます。

これもトラベラーズノートにちょうど挟めるサイズなので、重宝してます!


濃厚な文具紀行!来年も行きたい!

こんな台湾への旅3日間でしたが、3日間とは思えないほど、非常に濃厚な旅となりました。
全ては緻密なスケジュールを練り、つつがなく進行をしてくださった「毎日、文房具。」たかたく編集長のおかげです。
また同行してくださった皆様にも助けていただき、本当に楽しい3日間でした、
ありがとうございました!

また来年も、引き続き台湾を訪問したいなと思っております。

今回の旅の収穫品は、こんな感じでした!

東京からフライト4時間、旅費も時期によっては国内より安価になる、台湾への海外旅。
文房具好きな皆様、ぜひぜひ行ってみてください!