《実録漫画》13年の会社員生活を止めてフリーランスになるまで(第3話)

《実録漫画》13年の会社員生活を止めてフリーランスになるまで(第3話)

更新が2月で止まっておりまして、大変申し訳ありません!
プロフィール漫画第3話です。

前回は、高校の進路決定の時期に、たまたま推薦をいただけそうだった、地元大学の教育学部へ進むことに決めました。

とはいえ、試験で自分の創作作品を提出しなければなりません。
そこで、制作スキルが低すぎた私は、美術の塾に高2から通い始めました。

美術の塾には、長年通っている生徒さんも多く、とにかく見渡す限り上手い人だらけ!
先生たちも、「何浪もして芸大(日本一有名で難関の美術大学)に入学した)」という生粋の苦労人しかいません。

「美大以外は目指すな!何年かかっても有名な美大へ進め!目指す最高峰は芸大(東京藝術大学)だ!」という空気が、塾内には流れていました。

そんな中、私が「地元大学の教育学部で進みたくて…」という相談を先生に持ちかけたところ、漫画のような反応が帰ってきた訳です。
あの時に先生からいただいた、ため息交じりの反応は、今でも忘れられません(笑)

「お前は(美術に対して)本気じゃないのか?」
「そんなところ(地元の大学)でいいのか?」
「人生一度きりだ、もったいないぞ!」

などなど色々な説得をされ、「自分が良しとしない大学は大学にあらず!」という偏った価値観に、大きな違和感を覚えました。

そんな体験もあって、今でも美術の塾には、あまりいい思い出がありません。
先生たちは、決して悪意を持って話す人たちではありませんでしたが、もう少し広い視野で、教え子の意見を聞いて欲しかったかなと。

とはいえ、デッサンや色彩構成などの基本的なスキルは、この塾に通い毎日じっくり実践しましたし、かなり上達したと思います。
毎日の放課後、長期休みに通うのは正直きつかったですし、あまりに疲れて夕ご飯を食べてそのまま机に突っ伏して寝る…というほど疲労困憊していましたが、貴重な経験だったと思います。

次回は、いよいよ大学の入試に望みます!