《実録漫画》13年の会社員生活を止めてフリーランスになるまで(第1話)

《実録漫画》13年の会社員生活を止めてフリーランスになるまで(第1話)

今回から、プロフィール漫画を記事にて不定期にアップしていきます!

高田ゲンキさん「ライフハックで行こう!」かわぐちさんの「隙あらばゲームしたくてイラストレーターになりました。」、橋本ナオキさんの「僕のフリーランスダンジョン」のような、数々の素晴らしいプロフィール漫画が連載されている中で描くのは、非常に描きずらいのですが…。

尊敬するイラストレーターさんから「プロフィールは文章で書いても誰も読んでくれませんよ。」というお言葉をいただいたこと(すごく納得しました!)と、ここ数年で後輩や若い人たちから「どうやって独立したんですか?」という相談をお受けすることが多くなったので、自分の実体験をもとに描くことを決めました。


凡人でも感じた「危機感」からの行動

今大活躍されている皆さんのプロフィール漫画を読んでいると、やはりクリエイター気質や天才肌の方達は、もともと会社員生活が合わないのだなあと感じます。
周りに溶け込むことなく、波乱万丈で面白い人生を送っている人たちだからこそ、素晴らしい作品が生み出されているのだと思います。

ですが、私は違いました。
学生時代はそこそこの優等生で、学校も受験も挫折なく進み、就職まで疑問を持たずに生きてきた、ステレオタイプの「いい子」でした。

周りに合わせるのも得意でしたし、会社員時代は「根回し」や苦手な人と上手くやる方法も心得ていました。
そして仕事の愚痴不平不満を抱えては、趣味に没頭してストレスを発散するという”典型的サラリーマン”生活を送っていました。
10年以上会社員生活をしてきたので、ぶっちゃけ会社員のままでもやっていけたと思います。

ただ、私のような凡人でステレオタイプの人生ルートを辿ってきた人間でも、今の時代に向き合った時に、心の底から「このままじゃマズイ」と感じ、会社を離れて独立しました。(漫画にも描きましたが、根っからの安定思考ですので、いざ行動するまでに非常に時間がかかりました…。)

それは「会社員だからダメ」とか「フリーランスだからいい」という単純な2択から出した結論ではありません。
会社の外で、様々な世界や人物や書物に出会って「社会全体が異常なスピードで、大きく変わっている」「このまま会社に所属して今の仕事を続けているだけだと、未来が危ない」という危機感、恐怖心を肌で感じた上でたどり着いた結論でした。

こちらのプロフィール漫画では実体験をもとに、独立までのプロセス、会社員時代に身につけて今も役に立っていること、会社員でも自分の成長のためにできたことなどをご紹介していきます。

今漠然とした不安を抱えながらも、なかなか決断できない方、何か行動したいけれど、どうしても怖くてレールの上から動けない方、とりあえず就職したけどモヤモヤしている若い方等のお役に立てれば幸いです。