フリーランスの孤独を感じるからこそ

フリーランスの孤独を感じるからこそ

最近「経営者って、孤独なんだなあ」と感じることが増えてきました。
同じ生き方をしている人が、なかなかいないからです。
個人の時代到来、フリーランスが増えているといっても、未だに日本では、圧倒的に会社員の割合が多いです。
会社員同士で愚痴を言い合う、組織への文句を言っていた頃は、愚痴を言い合う友人知人がたくさんいました。
でも今はとてもそんなことを言えません。
自分が経営する側なのですから、誰のせいにもできません。
「会社の体制が駄目でさ〜」「部下が仕事できなくてさ〜」と聞け「いやいや、人のせいにする前にあなたは何かしたの?」「愚痴ばっか言ってないで、まず自分でできることやろうよ!」
と言い返したくなってしまうのです。
こんな人間が「愚痴言い合い会」に混ざっていたら、お互いに不快ですし、完全に場から浮きます…(汗)

人と違う生き方をすることは、孤独です。
何度も後ろを振り返っては「こっちでいいのかな」「あっちは大勢で楽しそうだな」と感じます。
でもどんなに寂しさを感じても、どこかで「ああ、本当に良かった…」としみじみ感じている自分もいます。
それは、今まで自分で自分に嘘をついたり本音をごまかして、「みんなと同じ」「普通」の道を進み、さんざん後悔してきたかだらと思うのです
そして孤独だと感じる反面、たまに自分と同じ”小舟”に乗っている人に会えると「こんにちは〜!そっちの様子はどうですか〜?」と声をかけたくなります。

それは業界関係なく”小舟”同士で感じ合う、不思議な「つながり」だなあと思うのです。